blocker /ˈblɑːkər/
訳 進まない理由(だいたい人 or 決断)
使い方ポイント
IT現場で blocker と言われたら、
だいたい 「止まってます」以上のことは言っていない。
blocker は便利な言葉で、
・技術の話っぽく聞こえる
・誰も名指ししない
・判断を先送りできる
つまり
空気を守りながら、進捗を止める魔法。
blocker が多いプロジェクトほど、
・直し方は分かっている
・でも決めた人はいない
・誰かが動くのを待っている
そしてよくあるのが、
「blocker です」=「自分のせいじゃないです」
という翻訳。
ownership が薄い現場では、
blocker は問題ではなく デフォルトになる。
外れたらラッキー。
外れなくても、誰も驚かない。
例文
よくやる間違い
・blocker を形容詞的に使う
This is blocker issue.
→ 不自然。言うなら blocking issue。
・blocker を「遅れている理由」として安易に使う
The task is delayed due to workload.(作業量が多すぎて遅れてる…)
→ 不自然。blocker は 進行不能の理由。もっと具体的な「障害物」に対して使う。
・blocker を軽い問題に使う
Minor UI issue is a blocker.
→ 違和感。blocker は 作業を止める重さが前提。
会話例
A: Should we escalate this blocker?
B: Maybe not.
A: Why?
B: It’s working as designed in a way.
A: この blocker、エスカレーションする?
B: やめた方がいいかと。
A: なんで?
B: ある意味、想定通りなので。